「親知らずが痛くて腫れてきた…」「抜いたほうがいいの?」と悩んでいませんか?
親知らずは、生え方やケアのしにくさから炎症を起こしやすく、強い痛みや腫れの原因になることがあります。
場合によっては、抜歯を検討することも必要です。
この記事では、親知らずが腫れる原因や痛みを和らげる方法、抜歯を検討すべきタイミングについて解説します。
親知らずの痛みで困っている方は、ぜひ参考にしてください。
親知らずが痛くなる原因とは?

親知らずが急に痛み出す場合、考えられる原因は主に3つあります。
- 智歯周囲炎(親知らずの周囲に炎症が起こる)
- 虫歯・歯周病(磨きにくいため細菌がたまりやすい)
- 歯性感染症(炎症が広がり顎の骨やリンパに影響を及ぼす)
親知らずのまわりが腫れているなら「智歯周囲炎」
「智歯(ちし)」とは親知らずのことです。
智歯周囲炎は、親知らずの周囲の歯ぐきが炎症を起こし、腫れや痛みが出る状態を指します。
特に生えかけの親知らずで起こりやすく、痛みの原因としてよく見られます。
親知らずは虫歯や歯周病になりやすい
親知らずは奥にあるため、歯ブラシが届きにくく、磨き残しが多くなりがちです。
そのため、細菌がたまりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高いのが特徴です。
炎症が広がると「歯性感染症」に
炎症が顎の骨やリンパまで広がると、「歯性感染症」と呼ばれる状態に進行します。
強い痛みや腫れ、発熱を伴うこともあるため、早期の治療が重要です
親知らずが腫れたときの応急処置5選
「すぐに歯医者を受診できない」場合に備え、自宅でできる応急処置を紹介します。
親知らず周辺を冷やす
頬が大きく腫れている場合は、患部を冷やすことで炎症を和らげる効果が期待できます。
冷却シートや濡れタオルを使って優しく冷やしましょう。
安静にして体力を回復する
炎症を抑えるには、十分な睡眠と休息が重要です。
無理をせず、体をしっかり休ませましょう。
市販の痛み止めを活用する
強い痛みや食事が困難な場合、市販の鎮痛薬を使うのも一つの方法です。
一時的に痛みを抑えて、日常生活を維持しましょう。
柔らかい歯ブラシで歯を磨く
硬い歯ブラシは炎症部位を傷つける恐れがあるため、毛先が柔らかいものを使い、やさしく磨きましょう。
マウスウォッシュも併用すると効果的です。
刺激の少ない食事を心がける
辛い・熱い・酸っぱい食べ物は炎症を悪化させる可能性があります。
雑炊やスープなど、やわらかくて刺激の少ない食事がおすすめです。
抜歯を検討するタイミングとは?
親知らずの炎症が繰り返される場合、抜歯を視野に入れることがあります。
抜歯を考えるべきケース
- 炎症を何度も繰り返している
- 虫歯や歯周病のリスクが高まっている
親知らずがトラブルの原因となっている場合、抜歯によって将来のリスクを回避できます。
抜歯のタイミングに注意
炎症が強いときは抜歯ができない場合があります。
まずは薬や洗浄で炎症を抑えた後、医師の判断で適切な時期に抜歯を行います。
親知らずの腫れが繰り返し起きる場合は「抜歯」も検討しましょう
親知らずの痛みや腫れは、放置すると慢性化し、治療が長引くこともあります。
早めの診断と処置が、健康を守るために重要です。
広島県広島市南区の「岡崎歯科口腔外科」
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